元浦和ラファエル・シルバ、今冬移籍微妙か。韓国・全北現代から関心も…

　かつてアルビレックス新潟や浦和レッズでプレーしていたブラジル人FWラファエル・シルバ（30）は、現在ブラジル2部クルゼイロでプレー。韓国国内クラブからの関心が伝えられる中、長期離脱を余儀なくされている。

　ラファエル・シルバは2018年1月に浦和レッズから武漢へ完全移籍。中国移籍1年目に23ゴールをあげて、中国スーパーリーグ（中国1部）昇格に貢献していたが、直近2年間はコンディション不良に悩まされて出場機会が減少。今年2月に退団すると、4月下旬にクルゼイロへ加入している。

　またブラジルメディア『Superesportes』は、同選手が母国復帰前に日本や韓国国内クラブからの巨額オファーを拒否したと報道。クルゼイロでの年俸について「武漢在籍時の10分の1にあたる35万ユーロ（約5000万円）を下回っている」と伝えていた。

　そんなラファエル・シルバは今季ここまでブラジル2部リーグで33試合中15試合に出場。スタメン出場はわずか5試合だが6ゴール2アシストと結果を残していた。

　また『Superesportes』は今月7日、Kリーグ1（韓国1部）の全北現代がラファエル・シルバに関心を寄せていると報道。クルゼイロと同選手の契約が今年12月に満了を迎える中、両者の契約延長交渉が進んでいないこともあわせて伝えていた。

　その中クルゼイロは15日、今月10日のスポルチ・レシフェ戦でラファエル・シルバが右ひざ靱帯損傷という大怪我を負ったと公式発表。同選手は15日に手術を受けており、長期離脱が確実だという。今回の負傷離脱が同選手の去就に何らかの影響を与えるとみられる。