かつて明治安田生命J1リーグ・浦和レッズに在籍していたブラジル人MFエヴェルトン(29)は現在、日本代表GK中村航輔(27)とともにポルティモネンセでプレー。ただ今もJリーグクラブがエヴェルトンに関心を寄せている可能性があるようだ。12日、ポルトガル紙『O JOGO』が伝えている。
エヴェルトンは2019年1月、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルトから浦和レッズへ移籍。2シーズンにわたり浦和レッズでプレーした後、昨年1月にポルトからポルティモネンセへレンタル移籍。昨季終了後にはポルトとの契約を解除した上で、ポルティモネンセと2024年6月までの3年契約を結んでいる。
そんなエヴェルトンは2021/22シーズンのリーグ戦で34試合中11試合の先発出場に終わっている。また今季もここまでリーグ戦9試合中4試合の先発出場にとどまっているが、先月16日のプリメイラリーガ第7節・シャヴェス戦以降は3試合つづけてスタメン出場。レギュラーに定着した中村航輔とともに、チームをけん引している。
その中、『O JOGO』はエヴェルトンの特集記事を掲載。昨夏の移籍ウィンドウ以降ポルティモネンセ退団選手が相次いでいる現状に触れつつ「エヴェルトンはポルティモネンセの古参だ」と綴っている。
またエヴェルトンがポルティモネンセ在籍期間中、200試合以上に出場していることや毎シーズン得点を挙げていることも紹介。その上で同選手の去就について「エヴェルトンと日本のマーケットのつながりは強いままだが、ポルティモネンセにとどまっている」と説明している。
ポルティモネンセにはエヴェルトンや中村航輔の他に、FW川崎修平(21)やブラジル人FWウェリントン・ジュニオール(29)と現在4名の元Jリーガーが在籍。昨季までポルティモネンセでプレーしていた元日本代表MF中島翔哉(28)がトルコ1部アンタルヤスポルへ加入したほか、元浦和レッズ所属選手のブラジル人FWファブリシオ(32)は中国2部・広西宝韻足球倶楽部へ完全移籍している。
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