柏レイソルは今月8日、明治安田生命J1リーグ第32節・セレッソ大阪戦に臨む。上位浮上にむけて勝ち点3が求められる中、ネルシーニョ監督がこの一戦にかける思いを語った。またブラジルメディア『Futebol Interior』は柏レイソルのプレースタイルを分析している。
柏レイソルはU21日本代表FW細谷真大(20)のレギュラー定着もあり、今季序盤から順調に勝ち点を積み重ねるなど、前評判を覆す形で上位争いを展開。6月末の時点では首位の横浜F・マリノスから4ポイント差の4位につけていた。
しかし8月6日の第24節・京都サンガ戦を最後に白星から見放されており、直近7試合で4分3敗と失速。リーグ戦残り3試合の時点で勝ち点46を獲得。来季AFCチャンピオンズリーグ出場圏内の3位サンフレッチェ広島から8ポイント差をつけられているため、勝ち点を落とすことが許されない状況となっている。
一方、セレッソ大阪は前節終了時点で4位につけているが、柏レイソルとはわずか3ポイント差。そのため両クラブの直接対決の結果が、上位争いの勢力図に影響を与えることになる。
ネルシーニョ監督は母国メディアのインタビューで「我々のチームはJ1リーグで最も若いし、相手は我々よりも経験豊富だ。(我々が勝利するとなれば)セレッソ大阪にとって大打撃なので、この一戦にかなり集中して臨まなければならない」
「今は目の前にある一戦一戦のことを考えるのが大事なんだ。本当に細かい部分の勝負になると思う。準備は万全なので、いい結果を出したい」と意気込みを語っている。
また『Futebol Interior』は「ネルシーニョ監督は選手たちに対して、フィジカルの強さとスピードを追及することを求めている。セレッソ大阪はボールを保持しながらゴールに向かってくる。異なるスタイルを持つチーム同士の対戦だ」と、三協フロンテア柏スタジアムでの一戦について綴っている。
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