
サッカー日本代表のMF柴崎岳(30)は、FIFAワールドカップ・カタール大会の代表メンバー入りが予想されている。その日本代表の森保一監督が今月3日、柴崎岳所属クラブのスペイン2部レガネスを訪問。同選手のカタールW杯代表招集に否定的なサッカーファンからの批判が沸き起こっている。
柴崎岳は2018年のロシアW杯や2019年のAFCアジアカップでプレー。カタールW杯アジア最終予選でも10試合中5試合に先発出場していたが、今年1月以降はフォルトゥナ・デュッセルドルフ所属MF田中碧(23)やスポルティングCP所属MF守田英正(27)らの台頭によりベンチに追いやられている。
同選手は今年6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022につづき、先月ドイツ開催のキリンチャレンジカップ2試合でも招集。23日のアメリカ戦では出番がなかったが、27日のエクアドル戦ではキャプテンマークを巻いて先発出場していた。
ただ一部からはスペイン2部の舞台でプレーする柴崎岳よりも、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で好パフォーマンスを発揮しているセルティック所属MF旗手怜央(24)のカタールW杯メンバー入りを推す声が上がっている。
そんな中、レガネスの日本語公式ツイッターアカウントではレガネスのクラブ施設を訪問する姿がアップされるとともに「日本からとんでもない方々に訪問いただきました………」と投稿されている。
すると、SNSユーザーから「柴崎岳が当確はキツイ…」、「柴崎岳はスポンサー枠か」、「柴崎岳確定演出はある意味とんでもない」、「貴重な1枠無駄にするのか」といった森保一監督への批判が殺到している。
くわえて「旗手怜央泣いているぞ…」、「旗手怜央の気持ち考えろ」、「旗手怜央はめげずに頑張ってほしい」、「森保はセルティック訪問しろよ」と、キリンチャレンジカップ2試合で出番なしの旗手怜央に同情する声も数多く上がっている。
なおアジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトでは、キリンチャレンジカップ・アメリカ戦前に「旗手怜央はアメリカやエクアドルとの親善試合で出場機会が必要だ。完璧なパフォーマンスを披露すれば、柴崎岳のような選手をドーハ行きの飛行機から追い出す可能性がある」と、同選手のカタールW杯出場枠を争うライバルとして柴崎岳の名前を挙げていた。
また英メディア『フットボール・スコットランド』は27日のエクアドル戦後、アピールのチャンスがなかった旗手怜央について「彼のワールドカップ出場への夢が消えた」と報道。カタールW杯出場が絶望的と見解を示していた。
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