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FC東京ルイス・フェリッピ、柏戦の移籍後初ゴールで自信「適応時期だが…」

ルイス・フェリッピ 写真:Getty Images

 FC東京は27日、明治安田生命J1リーグ第27節・柏レイソル戦で6-3と勝利した。この試合で来日初ゴールを決めたブラジル人FWルイス・フェリッピ(28)が、勝利に対する喜びや自身の心境を語った。28日、ブラジルメディア『terra』が同選手のコメントを伝えている。

 身長188cmで右利きのフェリッピは湘南ベルマーレ移籍が噂される中、先月19日にスポルティングCPからFC東京へのレンタル移籍が決定。ポルトガル紙『レコルド』は、同選手がFC東京で10得点をマークすれば買い取り義務が発生すると報じていた。

 そんなフェリッピは、先月30日のJ1リーグ第23節・サンフレッチェ広島戦で後半15分から途中出場。FC東京でのデビューを果たすと、今月7日の第24節・清水エスパルス戦でも途中出場。そして柏レイソル戦では3-1で迎えた後半13分からピッチに立つと、後半39分に移籍後初ゴールをあげていた。

 同選手は母国メディアのインタビューで「チームにとって非常に重要な結果だね。アウェイで勝つこと、特に格上の相手に勝つことを、僕たちは求めていたんだ」と、柏レイソル戦勝利への満足感をあらわにする。

 そして「FC東京を助けることができてうれしいよ。日本に来てまだ日が浅く、環境に適応する時期ではあるけど、ベストな形で物事を進めるように努力している。今は休んで、次の試合に集中しなければならないね。上位を争っている他のチームとの対戦は、また素晴らしいチャレンジになるだろう」とコメント。FC東京の上位進出、それに自身のパフォーマンス向上にむけての意気込みを語っている。

 また『terra』は柏レイソル戦での活躍ぶりをうけて「日本サッカー界で短期間ながら、ストライカーのルイス・フェリッピはすでにFC東京にとって重要な存在であることを示している」と評している。

 FC東京は第27節終了時点で勝ち点38を獲得。2試合未消化の中、来季AFCチャンピオンズリーグ出場圏内の3位川崎フロンターレから8ポイント差の7位につけている。