ドイツ2部アルミニア・ビーレフェルト所属のMF奥川雅也(26)は、ブンデスリーガ所属クラブへの移籍が噂されていたが、今夏残留に向かっているようだ。25日、ドイツ誌『キッカー』が伝えている。
奥川雅也は昨年1月末、オーストリア1部の強豪レッドブル・ザルツブルクからビーレフェルトへ移籍。昨季はブンデスリーガで34試合中29試合で先発出場して8ゴール1アシストをマーク。主力選手として活躍していたが、クラブは2部へ降格している。
またドイツ紙『ビルト』は今年5月、ビーレフェルトと奥川雅也の契約期間が2024年6月まで残っているものの、2部降格時に適用可能な500万ユーロ(約6億9000万円)の契約解除条項が盛り込まれていると報道。退団の可能性が報じられたものの、同選手はビーレフェルトで今季開幕を迎えていた。
そんな中、英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版は24日に「奥川雅也がブンデスリーガに復帰する日も近いかもしれない。アウクスブルクが興味を示しており、すでに交渉が始まっている。ただビーレフェルトに正式オファーは届いていない」と報道。買い取り義務付きの1年レンタルによりアウクスブルクへ移籍する可能性が浮上していた。
しかし『キッカー』の報道によると、ビーレフェルトは奥川雅也のアウクスブルク移籍報道を否定したとのこと。同選手は今夏残留が既定路線だという。
なお奥川雅也は、今季ここまで公式戦全6試合で先発出場して2ゴール2アシストをマーク。ただビーレフェルトはリーグ戦開幕から4連敗を喫すると、今月17日にウリ・フォルテ監督の解任に踏み切っている。
一方のアウクスブルクは、今季ブンデスリーガ3試合を終えて1勝2敗とまずまずのスタート。先月31日開催のDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)1回戦でもドイツ4部クラブ相手に勝利している。
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