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富山社長、中国代表MF獲得の舞台裏暴露!「新潟もオファー?」との声も

陳彬彬 写真:Getty Images

 明治安田生命J3リーグ・カターレ富山は19日、中国スーパーリーグ(中国1部)上海海港から中国代表MF陳彬彬(24)をレンタル移籍により獲得したと公式発表。カターレ富山・左伴繁雄代表取締役社長の同選手に関するツイートが「移籍の舞台裏を一部明かしている」ということで話題を呼んでいる。

 陳彬彬の去就については中国・上海の地元紙『上海热线』が今月11日、同選手の新天地がアルビレックス新潟になる可能性があると報道。ただアルビレックス新潟以外のJリーグクラブへ移籍すると中国国内の他メディアが伝えると、上海海港は14日に同選手のカターレ富山移籍を公式発表している。

 その中、左伴繁雄氏は19日に自身のツイッターアカウントを更新。陳彬彬獲得を知らせるクラブ公式アカウントのツイートを引用した上で「本移籍に際して、本人の強い意欲、譲っていただいたJクラブのご厚意、そして先方クラブ、エージェントのご尽力、他水面下で大汗をかいてくれた関係者の方々に最大限の敬意と感謝をいたします。 だ・か・ら、結果、出そう!」(原文ママ)と投稿している。

 すると一部のSNSユーザーが「譲っていただいたJクラブのご厚意」という表現の反応。「譲っていただいたJクラブって他もオファーしていたのか」、「ぶっちゃけすぎ」という声が上がっているほか、「譲っていたのは新潟じゃないのかな」、「新潟が絡んでそうだな」、「新潟もオファーしていた?」と、アルビレックス新潟も陳彬彬の獲得を目指していたという見方が広まっている。

 身長177cmで左利きの陳彬彬は、左サイドを主戦場とするウインガー。2017年に上海海港のトップチームに昇格すると、これまで2018年5月には中国代表でデビューしていた。

 また2020年にはAFCチャンピオンズリーグでヴィッセル神戸や横浜F・マリノスと対戦しているが、昨季はリーグ戦でわずか2試合の先発出場。今季は開幕から2試合つづけて途中出場したのみであり、第3節以降は一度もピッチに立っていなかった。