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元徳島・渡井理己が再びアピールも…選手登録禁止処分でデビュー不透明か

渡井理己 写真:Getty Images

 MF渡井理己(23)は今月中旬、明治安田生命J2リーグの徳島ヴォルティスからボアヴィスタへレンタル移籍。ボアヴィスタが選手登録禁止処分を受ける中、練習試合で結果を残した。

 渡井理己は徳島ヴォルティスの中心選手として活躍すると、先月13日にボアヴィスタへのレンタル移籍が正式決定。20日の練習試合・ボアヴィスタU19戦でデビューしてゴールをあげると、その後もプレシーズンマッチ2試合でピッチに立っていた。

 しかし今月7日にプリメイラリーガ(ポルトガル1部)開幕節・ポルティモネンセ戦では、他の新加入選手とともにベンチ外に。ボアヴィスタが元所属選手であるフランス代表DFアディル・ラミ(36)に対して20万ユーロ(約2700万円)の負債を抱えていることにより、国際サッカー連盟(FIFA)から新加入選手のリーグ登録禁止処分を受けていると、ポルトガル紙『ア・ボーラ』が報じていた。

 その中、渡井理己は11日のボアヴィスタU19戦でピッチに立つと、1ゴールをマーク。他の新加入選手もプレーする中、4-0でトップチームの勝利に貢献している。

 なおボアヴィスタは14日、プリメイラリーガ第2節でFW田川亨介(23)所属のCDサンタ・クララと対戦する。ただ渡井理己は現時点でも選手登録が行われていないことから、田川亨介との日本人対決は先送りとなりそうだ。