
サウジアラビアの名門アル・アハリは29日、かつて明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸やセレッソ大阪でプレーしたブラジル人DFダンクレー(30)の退団を公式発表している。
ダンクレーは昨年6月、セレッソ大阪からアル・アハリへ完全移籍。移籍1年目の2020/21シーズンにリーグ戦ほぼ全試合でフル出場すると、2021/22シーズンもセンターバックの主力選手としてチームを支えていた。しかし今年3月に負傷離脱すると、母国ブラジルで治療やリハビリに専念。6月中旬にチームへ再合流したものの、2021/22シーズン最終戦まで出番はなかった。
またアル・アハリは、2021/22シーズンのリーグ戦で序盤から苦戦。残留争いに巻き込まれると、ダンクレーが離脱してから最終戦までの5試合を4分1敗で終了。1部残留圏内の13位アル・バーティンからわずか1ポイント差の15位に終わり、来季2部降格が決まっている。
そんなダンクレーはシーズン終盤の数試合を欠場により、周囲から戦犯扱いを受けると、自身のインスタグラムアカウントで「僕自身の準備不足という批判は、すべて間違っている。(6月23日の)アル・ラーイド戦ではチームを助けることができたが、監督は僕を起用しないと決断した。最終戦でも準備はできていたけど、監督は同じ決断を下した」と反論。この投稿にはサポーターから批判が殺到していた。
サウジアラビア紙『Al-Riyadia』は今月5日、アル・アハリは過去の選手獲得における移籍金の支払いで問題を巡り、サウジアラビアサッカー連盟から罰金処分を科せられたと報道。2部降格もあり、ダンクレーをはじめ主力選手の退団は避けられないとの見方を示していた。
するとアル・アハリは29日になって、ダンクレーの退団を発表。両者は来年6月までの契約を解除することで合意に達している。
また同選手は自身のインスタグラムアカウントで「今日、僕はアル・アハリに別れを告げる。僕と僕の家族を支えてくれた経営陣、スタッフ、サポーター、チームメイトに感謝しているよ。アル・アハリでの思い出は、永遠に僕たちの心の中に残る。アル・アハリ、そしてこれからもこのクラブでプレーするチームメイトに対して、つねにベストを尽くしてほしいと願っているよ」と投稿している。
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