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横浜FC小川航基にSTVV関心?元札幌・鈴木武蔵なども獲得候補か

横浜FC FW小川航基 写真:Getty Images

 シント=トロイデンVV(STVV)は、元北海道コンサドーレ札幌の日本代表FW鈴木武蔵(28)や柏レイソル所属のU21日本代表FW細谷真大(20)の獲得に動く可能性が伝えられている。その中、明治安田生命J2リーグの横浜FCに所属するFW小川航基(24)も獲得候補に挙がっているかもしれない。29日、ベルギーメディア『VOETBAL』が報じた。

 STVVの前線では、FW鈴木優磨(26)が今年1月に鹿島アントラーズへ移籍。2021/22シーズンに8得点をあげたFW原大智(23)は、レンタル期間満了によりデポルティーボ・アラベスへ復帰している。くわえてFWジョアン・クラウス(25)やンゴ民主共和国代表FWネルソン・バロンゴ(23)も2021/22シーズン終了後に退団している。

 今月28日時点でSTVVに所属するストライカーは、日本代表FW林大地(25)とFWファティ・カヤ(22)のみであり、ベルント・ホラーバッハ監督がアタッカー2名の獲得を望んでいると伝えられている。

 『VOETBAL』などベルギー国内の複数メディアは、細谷真大やKベールスホットVA退団が確実な鈴木武蔵がSTVVの新戦力候補と伝えていた。

 すると『VOETBAL』は29日になって「日本人の小川航基がSTVVへ?」と見出しをうち、小川航基も候補に挙がっていると報道。小川航基の獲得にむけたSTVVの動きなどについては触れていないものの、同選手と横浜FCの契約期間は来年1月までであると伝えている。

 さらに『VOETBAL』は、小川航基の代理人がSTVV所属の元日本代表MF香川真司(33)やかつてSTVVでプレーしていた日本代表DF冨安健洋(23)も顧客に持っていると紹介した。

 小川航基は2016年にジュビロ磐田でプロキャリアをスタート。2019年12月にはEAFF E-1サッカー選手権(旧東アジアサッカー選手権)で日本代表に選出されていた。

 また、昨季終了後にジュビロ磐田から横浜FCへ完全移籍すると、今季はここまでリーグ戦ほぼ全試合で先発出場し、14ゴールをマーク。J2得点ランキング首位に立つなど、横浜FCの上位躍進に大きく貢献している。