セルティックは、日本代表FW古橋亨梧(27)やFW前田大然(24)など日本人4選手の獲得に成功している。この日本人を中心とした戦力補強を行ったアンジェ・ポステコグルー監督には、セルティックOBから称賛の声が寄せられている。29日、スコットランド・グラスゴーの地元メディア『グラスゴー・ライブ』が伝えた。
ポステコグルーは昨年6月には横浜F・マリノス指揮官を退任し、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)のセルティック監督に就任。2021/22シーズン開幕から6試合で3敗を喫していたが、昨年10月以降は確かな手腕を発揮。欧州カップ戦では敗退したものの、リーグ戦では31試合を終えて首位に立っている。
また、セルティックは昨年7月にヴィッセル神戸から古橋亨梧を獲得。古橋亨梧がシーズン前半戦で16ゴールをあげるなど本来のパフォーマンスを発揮すると、昨年12月31日には前田大然、旗手怜央、井手口陽介の獲得を決めている。
その中、現役時代に元日本代表MF中村俊輔(43)とともにセルティックでプレーしていたクリス・サットン氏は「セルティック内での混乱をアンジェ・ポステコグルーが引き受けたこと、そしてセルティックが今いる場所を踏まえると、彼らは先を行っているね」と今季ここまでのセルティックの出来を称賛。
つづけて「チャンピオンズリーグ(CL)の予選を戦っていた時のセルティックは子供たちのチームだった。彼らは(今季開幕から)最初の6試合で3敗を喫した。現段階で彼らが良い位置に付けていることを考えると、ポステコグルーの選手獲得は本当に素晴らしい」とポステコグルー監督がJリーグルートを通じての新戦力獲得を行ったことが功を奏したという見解を示す。
そして「セルティックかレンジャーズか、どちらがリーグを制するかに関わらず、ポステコグルーが年間最優秀監督賞を受賞しなければならないだろう」とポステコグルー監督の功績が個人タイトル獲得に値するものであると主張した。
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