
レアル・マドリードがラージョ・バジェカーノに所属するスペイン人DFフラン・ガルシア(22)の呼び戻しを検討しているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
主将である元ブラジル代表DFマルセロが契約満了に伴い今季限りで退団するとの見方が強まっているマドリード。オーストリア代表DFダビド・アラバとスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスも左サイドバックでプレー可能ではあるが、本職とする選手はフランス代表DFフェルラン・メンディのみになるという状況だ。
そうしたなか、マドリードは今夏にパリ・サンジェルマンでプレーするフランス代表FWキリアン・ムバッペとボルシア・ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの獲得に大金を注ぎやす予定で、中盤とDFライン強化にはほとんどお金をかけないようだ。
カスティージャ(Bチーム)でプレーするスペイン人DFミゲル・グティエレスの内部昇格も検討しているというが、守備面で問題を抱えていることからスペイン代表DFダニエル・カルバハルのようにトップクラブへの武者修行が必要だと考えているとのこと。そして、保有権の50%を保有するガルシアの呼び戻しを検討している模様だ。
アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表MFコケの従兄弟でも知られるガルシアはマドリード下部組織出身で2018年12月にトップチーム昇格を果たすと、2020年夏にラージョへレンタル。翌年に完全移籍へ切り替わると、今季はここまで公式戦31試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。
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