デ・ヘアが来夏契約満了のマンU、セビージャ守護神に注目？契約解除金は39.3億円

　マンチェスター・ユナイテッドがセビージャに所属するモロッコ代表GKヤシン・ブヌ（30）の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。

　今季も公式戦37試合でゴールマウスを守り、9回のクリーンシートを達成するなどスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが絶対的守護神に君臨しているユナイテッド。スペイン代表GKはユナイテッドとの契約延長を仄めかしていたものの、現行契約は残り1年半となっており、ラルフ・ラングニック暫定監督に変わる新指揮官次第では今夏に現金化する可能性もあるという。

　そうしたなか、ユナイテッドは数ヶ月前から2500万ポンド（約39億3000万円）の契約解除金が設定されているブヌに注目している模様。一方で、セビージャはユナイテッドの他にアトレティコ・マドリードやセリエAの複数クラブがモロッコ代表GKに関心を示していることから2年間の契約延長を望んでおり、6300万ポンド（約98億9000万円）の契約解除金も設定したいと考えているようだ。
　
　カサブランカ（モロッコ）でプロキャリアをスタートさせたブヌはスペイン複数クラブを渡り歩いた後、2019年夏にセビージャ入り。プロ初ゴールを記録した昨季から守護神の座を射止めると、今季はここまでラ・リーガ23試合に出場して12回のクリーンシートを達成し、リーグ最少失点の堅守を支えている。