柏レイソル在籍時にJ1リーグ得点王に輝いたケニア代表FWマイケル・オルンガ(27)は現在中東クラブでプレーしているが、今夏欧州移籍の可能性があるようだ。25日、フランスメディア『Jeunesfooteux』が伝えている。
同選手は2020シーズン終了後に移籍金600万ユーロ(約7億8000万円)でカタール1部のアル・ドゥハイルへ完全移籍。加入1年目からリーグ戦9試合の出場で6ゴールを能力の示すと、今季はここまでリーグ戦20試合中17試合に先発出場して21ゴールをマーク。3月10日の最終節まで残り2試合となる中、カタール1部の得点ランキングでトップに立っている。
ジローナの一員としてラ・リーガ(スペイン1部)でのプレー経験を持つオルンガについては、以前から欧州復帰が噂されている。また、2月3日にはスュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェに移籍する可能性をトルコメディア『Fotomac』が伝えていた。
その中、『Jeunesfooteux』はリーグアン(フランス1部)の2クラブがオルンガ獲得に興味を持っているとのこと。アル・ドゥハイルと同選手の契約期間が2023年6月までであると伝えた上で「トランスファー・マルクト(移籍専門サイト)では移籍金700万ユーロ(約9億300万円)と推定される。契約期間が残り1年にもかかわらずカタールのクラブがより高額の移籍金を要求する可能性があるとしても、700万ユーロが適性価格だ」と主張。その上で「オルンガは次のメルカートでヨーロッパに戻ることを望んでいる」と選手サイドの意向もあわせて報じている。
なお、2019シーズンにJ2リーグで27得点をマークし、柏レイソルのJ1リーグ復帰に貢献。そして2020シーズンはJ1リーグで32試合に出場して28ゴールと驚異的な決定力を発揮。J1得点王に輝くとともに、JリーグMVPの個人タイトルを獲得していた。
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