柏レイソルは27日、ホームの三協フロンテア柏スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第2節・横浜F・マリノス戦で3-1と勝利した。ただ、この試合で先発出場したMF椎橋慧也(24)が思わぬ形で注目を浴びている。
柏レイソルは前半5分にブラジル人FWアンデルソン・ロペス(28)に先制ゴールを許したものの、24分にFW細谷真大(20)のゴールで同点に追いつく。そして35分には日本代表DF畠中槙之輔(26)が2枚目のイエローカードを貰ったことにより数的優位に立つと、後半15分には相手ゴール前で細谷真大がパスカット。このこぼれ球をブラジル人FWドウグラス(34)が押し込み逆転に成功する。そして後半42分には横浜F・マリノスのMF岩田智輝(24)が一発レッドにより退場。後半アディショナルタイムにMF小屋松知哉(26)がトドメのゴールを決めている。
そんな横浜F・マリノス戦では前半43分、センターサークル付近でセカンドボールを拾おうとした椎橋慧也が佐藤隆治主審に衝突して転倒。主審は笛を吹いてプレーを止めると、柏レイソルボールで試合を再開させている。
このワンシーンはSNSで拡散されると、椎橋慧也のオーバーリアクションと捉えたJリーグファンが「審判フィジカル強い」、「お笑いだろ」、「倒れる演技すら下手だ」と同選手を揶揄するコメントを次々と投稿。くわえて柏レイソルのボールで試合を再開した佐藤隆治主審の判断に対しても疑問を呈している。
なお、J1リーグ第2節では横浜F・マリノスの2選手のほかにも、静岡ダービーに臨んだジュビロ磐田所属DF山本義道(26)とコロンビア人FWファビアン・ゴンザレス(29)、それにガンバ大阪戦で先発出場したMF岩尾憲(33)が退場処分を受けている。J1リーグ19試合消化で9選手退場というレッドカード奮発に戸惑いの声が上がる中、椎橋慧也に関する判定も議論の対象になっている。
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