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古橋亨梧と前田大然を比較!セルティック3カ月ぶりの敗戦に現地メディア嘆息「彼の不在が…」

セルティックFW古橋亨梧 写真:OneFootball

 セルティックは17日、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)ラウンド32の1stレグ・ボデ・グリムト戦で1-3と敗れた。その中、セルティックの専門サイト『READ CELTIC』は日本代表FW古橋亨梧(27)の不在や日本代表FW前田大然(24)のプレーを敗因に挙げている。

 セルティックは昨年11月25日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第5節・バイエル・レバークーゼン戦の黒星を最後に、公式戦で無敗を維持。年明け以降は得点源である古橋亨梧を負傷で欠く中、日本代表MF旗手怜央(24)や前田大然の活躍もありスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)で6連勝。今月2日に行われたレンジャーズとのダービーマッチでは3-0と勝利していた。

 しかし、ボデ・グリムト戦では7分に先制ゴールを許すと55分にも追加点を奪われる。その後、セルティックは79分に前田大然のゴールで1点を返したものの、直後に3失点目を喫し1-3で敗れている。

 『READ CELTIC』は「スターの不在が如実に表れた惨憺たる結果」という見出しでおよそ3カ月に黒星を喫した理由を紹介。「セルティックがキョウゴを欠いたのは、このストライカーがボクシングデーに行われたセント・ジョンストン戦で負傷して以来だと言えるかもしれない」と切り出すと「セルティックはボデ・グリムト戦で多くのチャンスを作ることができなかった」

 「(他の選手に)キョウゴのプレス能力があれば、ノルウェーのチームにミスを強いることができたと考えられる。マエダはある程度プレスをかけたとはいえ、前へのプレスを欠いていた。キョウゴは他の選手には欠けている、ちょっとしたプラスアルファを加えることができるのだ」と前田大然と古橋亨梧を比較した上で、守備面における差を指摘している。

 なお、セルティックは今月20日にスコティッシュ・プレミアシップ第27節・ダンディー・ユナイテッド戦を控えている。セルティックのサポーターは古橋亨梧の早期復帰とともに、前田大然らに対して欧州カップ戦での敗戦のショックを払しょくするようなパフォーマンスを期待しているはずだ。