明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪からスイス1部のグラスホッパー・クラブ・チューリッヒへ完全移籍した日本代表DF瀬古歩夢(21)は、今月20日開催のリーグ戦でデビューする可能性があるようだ。
同選手はセレッソ大阪下部組織時代に頭角を現し、2017年に16歳という若さでトップチームでデビュー。2018年10月に正式にプロ契約を結ぶと、2019シーズンにはミゲル・アンヘル・ロティーナ元監督のもとでリーグ戦13試合に出場。2020シーズンからはセンターバックのレギュラーに定着していた。そして先月11日には新たに2年契約を結んでいたが、1週間後の18日にグラスホッパーへの完全移籍が正式決定している。
そんな瀬古歩夢は先月に渡欧。新天地でのデビューに備えてトレーニングを重ねていたが、先月末のリーグ戦再開以降は3試合つづけてベンチ外となっていた。
グラスホッパーは18日、瀬古歩夢とウルヴァーハンプトン・ワンダラーズからレンタル移籍により加わっていた韓国代表FWチョン・サンビン(19)が労働許可証を取得したと公式発表。これにより、20日開催の第22節・ヤングボーイズ戦でベンチ入りするものとみられる。
なお、グラスホッパーの中盤でレギュラーに定着している日本代表MF川辺駿(26)は、先月にウルヴァーハンプトンへの完全移籍が正式決定したものの、今季終了後までレンタルという形でチームに残っている。スイス国内屈指の強豪ヤングボーイズとの一戦で瀬古歩夢と川辺駿の共演が見られるかもしれない。
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