明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)が自身の去就について語った。14日、スペイン紙『スポルト』が伝えている。
同選手はバルセロナで9度のリーグ優勝や4度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げるなど、数多くのタイトルを獲得。そして2018年5月にヴィッセル神戸へ加入すると、中心選手として活躍。2019シーズンにはクラブに天皇杯のタイトルをもたらしており、今季も引き続きキャプテンという立場でJ1リーグやAFCチャンピオンズリーグ(ACL)などに挑む。
そんなイニエスタはスペインメディアのインタビューに応じた際、自身の今後について聞かれると「バルセロナは僕の家であり、あそこ以上に良いところはない。今はプレーのことをたくさん考えるのが好きだし、今の僕にとって一番魅力的なことだよ」とコメント。将来的にバルセロナへ復帰する考えがあることを認めている。
そして引退後のキャリアについては「よく言われるように(現役引退まで)時間との戦いになっているけど、引退したときに自分がどうなっているかは分からない。監督になりたいのかスポーツディレクターになるための準備をするのか何度も頭の中で考えるけどね。フットボールに携わっていたいのさ」と語っている。
これまで数多くの栄光をつかんできたイニエスタだが、今でもピッチでプレーすることに対する喜びや勝利への強い意思を失っていない。昨年5月にはヴィッセル神戸と新たに2年契約を結んでいるが、果たしてどのタイミングで大きな決断を下すのだろか。
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