ミランが、リールに所属するオランダ代表DFスベン・ボトマン(22)の獲得に動いているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えた。
アヤックスでプロキャリアをスタートさせたボトマンはヘーレンフェーンへのレンタル移籍を経験した後、2020年夏にリールへ完全移籍。193cmの恵まれた体格を生かした対人守備や、足元の技術に優れたモダンなセンターバックは今季もここまで公式戦21試合に出場して3ゴールをマークしている。
そんなボトマンには今冬にデンマーク代表DFシモン・ケアーが長期離脱したミランや、中東マネーを手にしたニューカッスル・ユナイテッドが関心。なかでも、ニューカッスルは今冬の移籍市場閉幕の3日前に移籍金5000万ユーロ(約66億4000万円)のオファーを提示したというが、リールは同選手をアンタッチャブルな存在だと考えていることからこのオファーを拒否していたという。
そうしたなか、ロマーノ氏によれば、ミラン上層部はボトマンの獲得にプライオリティを置いており、代理人と会談を行っているという。その交渉は進行しているというが、イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリが今夏契約満了を迎えるミランは獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。
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