シント=トロイデンVV(STVV)に所属する元日本代表MF香川真司(32)が新天地での意気込みを語った。6日、ベルギーメディア『VOTBAL』が伝えている。
同選手は昨年12月18日にギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKを契約解除により退団。明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪復帰やMLS(メジャーリーグサッカー)挑戦が噂されていたものの、先月10日にSTVVへの加入が決定。今月1日から全体トレーニングに合流し、5日のジュピラー・プロ・リーグ第26節・KVコルトレイク戦ではメンバー入りしたものの、出番は訪れなかった。
そんな香川真司は現地メディアのインタビューにおいて「僕には違いを生み出すクオリティがまだあります。僕の一番の目標は、できるだけ早くコンディションを整えることです。昨年はプレーできなかったので、たくさんプレーしたいですね。プレーすることに飢えていますし、それが僕にとって最も大事なことですね」と自身の思いを明かしている。
また、東京五輪U24日本代表FW林大地(24)をはじめ日本人のチームメイトから神様のように見られているのではという質問に対して「彼らにとって僕は神様ではないですけど、僕のことをリスペクトしてくれますね。ピッチに立てば年齢や名前は関係ありません。僕たちはみんな選手で、お互いに助け合っています。一緒に成功することを願うだけですよ」と特別な立場ではないという認識を強調する。
そして、ボルシア・ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドでタイトルを獲得した過去との比較を求められると「またチャンピオンと対戦したいと思っています。ベルギーでもどこでもいいんです。あの感覚をもう一度味わいたいですね」と語った。
なお、STVVは今月13日に現在リーグ首位のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズとの対戦を控えている。野心に満ち溢れる香川真司がピッチに立つ姿を多くの日本のサッカーファンが待ち望んでいるはずだ。
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