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かつてレノファ山口でプレーしていたブラジル人FWイウリ(26)が、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセからのレンタル移籍によりカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCへ加入した。18日、クラブ公式サイトが伝えている。
同選手は2019年7月にポルティモネンセへ加入したものの、出場機会に恵まれず2020年2月にレノファ山口へレンタル移籍。Jリーグ初挑戦ながらも24試合で先発メンバーに名を連ねて9ゴール4アシストをマーク。リーグ最下位に沈んだチーム状況とは裏腹に本来のパフォーマンスを取り戻していた。しかし、2020年12月上旬に家族の健康状態を理由にブラジルへ帰国すると、昨年1月にレンタル期間満了によりレノファ山口を退団していた。
その後は一度ポルティモネンセへ復帰したが、昨年3月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のセントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノ(CSA)へレンタル移籍。レノファ山口在籍時につづいて、今季もリーグ戦38試合中28試合に出場して10ゴール4アシストと結果を残していたが、CSAは5位でシーズンを終了。惜しくも1部昇格を逃していた。
そんなイウリには、ヴァスコ・ダ・ガマやコリチーバなどブラジル国内の複数クラブが関心を寄せていた。しかし、セアラーSCが選手サイドとの交渉を進めると、昨年末に合意。セアラーSCは今月18日になって、ポルティモネンセから1年レンタルにより獲得したことを公式発表している。
Jリーグや母国で結果を残し、着実にステップアップしているイウリ。背番号「99」のユニフォームを身にまといながら、ブラジル1部の舞台でゴールを量産できるか注目が集まる。
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