カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のヴィラ・ノヴァに所属するブラジル人MFドゥドゥ(24)は、Jリーグ移籍に近づいているようだ。21日、ブラジルメディア『Radio Bandeirantes』が伝えている。
同選手はヴィラ・ノヴァやグレミオの下部組織でプレーした過去を持っており、プロデビュー後はクルーベ・ド・レモやCAヴォトゥポランゲンセに在籍。昨年6月にヴィラ・ノヴァへ復帰すると、昨季はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエC(ブラジル3部相当)で26試合中24試合に先発出場。中盤センターの主力として2部昇格に大きく貢献すると、今季はリーグ戦38試合中28試合で先発出場し、2ゴール3アシストをマークしていた。
そんなドゥドゥの去就を巡っては、すでに選手サイドがJリーグクラブとの交渉を行っていると、今月16日にヴィラ・ノヴァの専門サイト『VILA NOVA CURIOSIDADES』が伝えていた。その中、『Radio Bandeirantes』の報道によると、ヴィラ・ノヴァはドゥドゥの保有権の一部を保持したまま、同選手の売却に踏み切る模様。
ヴィラ・ノヴァの会長はブラジル国内メディアの取材に応じると「ドゥドゥは我々のもとで最も優れた選手のひとりだ。彼は(ブラジル国内とは)別の市場に出ている。彼は(新天地で)良い契約を結ぶはずだ。そして我々は将来の交渉のためにも(ドゥドゥ)の保有権を持ち続ける」とコメントを残した。
なお、ブラジル国内のデータサイト『SofaScore Brazil』は、中盤センターを本職とし、今季ブラジル2部クラブでプレーした選手の採点平均を公開。ドゥドゥが2位にランクインしているほか、かつて明治安田生命J2リーグの栃木SCでプレーしていたブラジル人MFユウリ・リマ・ララ(27)が1位に輝いている。
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