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「半々でした」本田圭佑、北京五輪OA枠招集ゼロの心境激白!香川真司や長友佑都らとプレー

本田圭佑 写真提供: Gettyimages

 リトアニア1部の強豪FKスードゥバに所属する元日本代表MF本田圭佑(35)は24日、自身の公式YouTubeチャンネルにおけるライブ配信で、2008年開催の北京五輪男子サッカー競技について語った。

 本田圭佑は2008年1月に名古屋グランパスから当時エールディビジ(オランダ1部)のVVVフェンロへ完全移籍。海外挑戦1年目にして新天地で存在感を発揮すると、MF香川真司やFW岡崎慎司、DF長友佑都らとともに反町康治監督率いる北京オリンピックのU23日本代表に選出。

 しかし、オーバーエイジ枠での選出が0名だったことが周囲で議論の対象となると、グループリーグでアメリカ合衆国、オランダ、ナイジェリア相手に黒星を喫し、3戦3敗という結果で大会を後にしていた。

 本田圭佑は視聴者から北京五輪においてオーバーエイジ枠での招集を望んでいたかという質問に対して「いたら当然ながら自分たちのポジションがなくなるかもしれないんで、そういう気持ちはあったでしょうし、いたらいたで勝てる可能性が高まるんで、いてくれた方が良いかなという思いもありましたけど。そういう視点で言えば半々でしたかね」と回答。複雑な心境の中でオリンピックの舞台に臨んだことを明かしている。

 なお、北京五輪男子サッカー競技では、FWリオネル・メッシやFWエセキエル・ラベッシを擁するアルゼンチン代表が金メダルを獲得したほか、日本とグループリーグで同居したナイジェリア代表が銀メダルに輝いている。