元日本代表MFMF久保裕也(27)を擁するFCシンシナティは23日、メジャーリーグサッカー(MLS)イースタン・カンファレンス第31節・インテル・マイアミ戦で1-5と大敗を喫した。その中、この一戦ではイグアイン兄弟がそろってゴールを挙げたことが話題になっている。
かつてミランやユベントス、チェルシーなどでプレーしていたアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン(33)は昨年9月にユベントスとの契約を解除してインテル・マイアミへ加入。一方、兄のFWフェデリコ・イグアイン(37)は、2012年からMLSの舞台でシーズンを戦っており、昨年10月にインテル・マイアミへ移籍。およそ1年間にわたり兄弟そろって同じクラブでプレーしている。
そんなイグアイン兄弟は今年4月24日に行われたフィラデルフィア・ユニオン戦でともにゴールをマーク。兄弟が同じ所属クラブでともにゴールを決めるのがMLS史上初めての出来事であっただけに反響を呼んでいた。
そしてFCシンシナティとの一戦では、前半6分に左サイドからのクロスにフェデリコ・イグアインが頭であわせてゴールネットを揺らす。兄がチームに先制ゴールをもたらすと、1-1で迎えた53分には右サイドからのクロスに今度は弟のゴンサロ・イグアインがペナルティエリア中央で豪快にヘディングシュート。これがゴールマウス左隅を揺らし、勝ち越しゴールをあげる。その後、インテル・マイアミは3点を追加。5-1というスコアでFCシンシナティを下した。
なお、久保裕也は今月9日開催のフィラデルフィア・ユニオン戦で前半途中に負傷退場しており、以降の公式戦は全試合欠場。イグアイン兄弟やフランス代表MFブレーズ・マテュイディ(34)を擁するインテル・マイアミとの一戦もメンバー外となっている。
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