明治安田生命J1リーグの柏レイソルでプレーした過去をもつケニア代表FWマイケル・オルンガ(27)が、またもや離れ業を披露した。
現在カタール・スターズリーグ(カタール1部)のアル・ドゥハイルに所属するオルンガは、今月12日に行われた今季のリーグ開幕節・アル・ホール戦で先発出場すると、2ゴールをあげてチームの勝利に貢献。ただ、その後の2試合では負傷によりメンバー外となっていた。
そんなオルンガは、26日に行われた第4節・アル・スィーリーヤ戦でベンチスタートに。0-0で迎えた後半キックオフからピッチに立つと、56分に左サイドから駆け上がり相手ディフェンスラインの裏を突くパスに反応。ペナルティエリア内で右足からグラウンダー性のシュートを放ち、チームに先制点をもたらす。
そして、62分には相手ディフェンダー2選手の裏を突く自陣からのロングフィードに対応。ペナルティエリア外まで出てきた相手ゴールキーパーをヘディングによるファーストタッチで交わすと、相手ディフェンダーが追撃する中、無人のゴールに流し込む。68分には右サイドからのグラウンダー性のクロスに対してゴール前に侵入。左足であわせて3点目をあげる。
さらに79分、味方選手がオルンガとのワンタッチによるパス交換から左足による強烈なシュートを放つ。これを相手ゴールキーパーが弾くと、こぼれ球をオルンガが押し込み4点目。85分にはまたもや味方とのワンタッチによるパス交換でペナルティエリア内に侵入すると、最後は右足を豪快にふりぬき、ゴールネットを揺らした。
およそ30分間で5ゴールを決めるという離れ業には、柏レイソルサポーターをはじめJリーグファンの間で「中東でも本領発揮」、「レイソルに戻って来てくれ」、「やっぱりバケモン」など、驚きの声がSNS上で上がっている。
Jリーグの舞台でもゴールを量産し、「オルンガ被害者の会」が次々と設立された中、同選手はカタールの地でも本来のパフォーマンスを発揮している。
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