インテルのモロッコ代表DFアクラフ・ハキミにはパリ・サンジェルマン(PSG)やチェルシーが獲得に興味を示しているが、同選手の代理人が今夏移籍を明言した。15日、アルゼンチンメディア『Radio Colonia』が報じている。
ハキミはインテルとの契約期間を2025年6月まで残している。しかし、インテルは新型コロナウイルス感染拡大の影響により財政面で問題を抱えており、今夏のマーケットで同選手をはじめ複数の主力選手放出の方針を固めている。また、先日にはハキミとPSG首脳陣が5年契約を結ぶことで合意に至ったとフランスメディア『フットメルカート』が報じていた。
PSGはインテルとの交渉において、移籍金6000万ユーロ(約80億円)での決着を狙っているが、インテルは8000万ユーロ(約106億円)を求める構えを崩していない模様。そして、先週にはチェルシーが同選手の獲得にむけてイタリア代表DFエメルソン・パルミエリを交渉材料に盛り込む可能性が伝えられていた。
その中、ハキミの代理人は「現時点でインテルを去ることが決まっているのはハキミだけだ」と同選手の退団を明言。また、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの去就については「我々は彼に関する問題を解決しなければならない」とインテル残留の可能性があることを示唆している。
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