明治安田生命J1リーグのFC東京は29日、DFジョアン・オマリがFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア2次予選兼AFCアジアカップ予選に臨むレバノン代表に招集されたことを公式発表している。
オマリは昨季終了後にFC東京退団の可能性がささやかれていたが、今年2月に残留が決定。今季はJ1リーグ第2節・セレッソ大阪戦で途中出場すると、ここまでリーグ戦7試合で先発メンバーに名を連ねていた。
一方、レバノン代表はグループHで韓国、トルクメニスタン、北朝鮮、スリランカと同居。グループリーグ5試合を終えて2勝2分1敗で終えており勝ち点8を獲得していたが、北朝鮮が大会を棄権。同国代表が消化した5試合が無効扱いとなったため、レバノンは韓国と勝ち点7で並んだものの、得失点差の関係で2位となっている。また、グループHの残り5試合は6月5日からおよそ2週間にわたり韓国国内で開催することがすでに決まっている。
オマリはレバノン代表選出について「このような状況の中、代表に行くことを許可してくれたクラブに感謝しています。その思いに応えるためにも、レバノン代表の勝利に貢献して、最終予選に進めるように全力を尽くします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
なお、北朝鮮が棄権した後のグループHの順位表は以下の通りとなっている。
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1位 韓国 勝ち点7 得失点差+10 残り3試合
2位 レバノン 勝ち点7 得失点差+4 残り3試合
3位 トルクメニスタン 勝ち点6 得失点差+1 残り2試合
4位 スリランカ 勝ち点0 得失点差-15 残り2試合
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