インテルはアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの代理人と契約延長にむけた交渉を再開したようだ。17日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ラウタロ・マルティネスはインテルとの現行契約が2023年6月に満了を迎える中、クラブ首脳陣と複数回にわたって会談。今年3月には両者が2024年6月までの新契約を結ぶことで合意に達したと伝えられていた。
しかし、インテルが新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり財政面で問題を抱えていることから、8000万ユーロ(約105億円)以上のオファーが届き次第、同選手の放出に応じる可能性があるという報道が飛び交っている。また、一部のスペインメディアはアトレティコ・マドリードが獲得を狙っていると報じていたが、ラウタロ・マルティネス本人は先週末のメディアインタビューでインテル残留が基本線であることを強調していた。
その中、インテル首脳陣は同選手の代理人に再びコンタクトをとった模様。クラブは年俸450万ユーロ(約6億円)+ボーナスという条件で新契約締結を目指しているようだ。
なお、ラウタロ・マルティネスは2018年夏にアルゼンチンのラシン・クラブからインテルに加入すると、移籍1年目から前線の主力に定着。今季はここまで公式戦44試合に出場し17ゴール9アシストをマーク。ベルギー代表FWロメル・ルカクとともに強力な攻撃陣を形成し、スクデット獲得に大きく貢献している。
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