ナポリは8日、アルジェリア代表DFファウジ・グラムが左ひざの手術を実施したことを公式発表している。
グラムは今季ここまで公式戦わずか6試合の先発出場にとどまるなどクラブ内で厳しい立場に置かれている。また、先月にはPCR検査の結果で新型コロナウイルス陽性と判定されたことにより2週間にわたる自主隔離を余儀なくされていたが、先月21日に行われたセリエA第23節・アタランタ戦で復帰すると、第24節・ベネベント戦ではフル出場を果たしていた。
しかし、7日に行われた第26節・ボローニャ戦で先発出場した際に負傷し、前半22分でピッチを後にすると、検査で左ひざの前十字靭帯断裂という大怪我を負っていることが判明。同選手は8日に手術を受けており、離脱期間はおよそ6か月にわたるものとみられる。
なお、グラムは2017年にも右ひざの前十字靭帯損傷により長期離脱を強いられている。ガットゥーゾ監督の就任以降、出場機会を減らしていた同選手だが、プロキャリアで2度目となる大怪我により一足早く今シーズンを終えることになった。
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