
現在、ベシクタシュでプレーするドイツ人GKロリス・カリウスが2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でのレアル・マドリードとの一戦を振り返った。15日、独紙『ビルト』が報じている。
カリウスはリバプールのGKとして決勝戦の舞台に登場。2つの致命的なミスにより1-3で敗北を喫し、批判の的となった。それ以来カリウスはリバプールのゴールマウスを守ることなく、ベシクタシュへとレンタル移籍している。
ロリス・カリウス
「たくさんのことを学んできたよ。私はもっと積極的にあのことに向き合うべきだった。
私はセルヒオ・ラモスとの接触で脳震盪を起こしていたんだ。空間把握能力が鈍っていたんだよ。これは脳の専門家の研究で分かったことなんだけどね。
最初はゲームで何が起こっていたのかを知れてうれしかったよ。それをみんなには知られたくなかったんだ。そのことが知れ渡ったとき、私のことをバカにしてくる人たちがいたよ。言い訳をしたことはない。けれど、頭を怪我した人を馬鹿にする人たちのことは理解できないね。
脅迫もいくつか受けてきたよ。けど真面目には受け取っていない。彼らは匿名で書き込んでいて、顔さえ見せないんだ。」
ベシクタシュ移籍以降も調子を取り戻したとは言い難いカリウス。契約満了に伴いリバプールへの復帰が有力視されているが、その輝きを取り戻すことができるのだろうか。
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