
パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディは、自身の意思でPSGへの完全移籍を拒否できる可能性があるようだ。イタリアメディア『FCInterNews』が報じている。
昨年9月にインテルからPSGへとレンタルで加入したイカルディ。同選手はPSGでのリーグ戦18試合で11ゴールを記録しており、その活躍からPSGは買い取りオプションを行使する姿勢を見せている。ただ、このPSGの買い取りに向けた動きが実現しない可能性があるようだ。
『FCInterNews』によると、ウリッセ・サルビーニ氏という人物がイカルディと代理人で妻のワンダ・ナラ氏に、買い取りオプションの行使にイカルディ側の合意が必要になるという条項を契約に追加するよう助言しているようだ。これが契約に組み込まれた場合、イカルディは自身の意思でPSGへの完全移籍を拒否できるという。
また、サビーニ氏はこれまでに、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーに対しても同様の助言をしていたという。結果として、フィオレンティーナはサラーをチェルシーから完全移籍で獲得できず、ローマへと移籍している。
移籍後すぐに結果を残し、エディンソン・カバーニをベンチへと追いやったイカルディ。来シーズンはどのクラブでプレーすることになるのだろうか。
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