
間もなく終わりを迎えようとしている2019年。サッカー界でも数々の名勝負や名シーンが生まれ、2019年が忘れられない年になった人もいるだろう。
リバプールのサポーターは2019年が忘れられない年になったことだろう。同クラブは約15年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルを獲得し、クラブ史上初めて世界の頂点に立った。
今回は、そんな2019年最強候補のリバプールを象徴する記録の数々をご紹介する。

リバプールは2019年の公式戦で125ゴールを記録している。4得点以上を記録した試合は11試合あり、有名なものはCL準決勝バルセロナ戦の逆転劇だろう。
また、リバプールは試合の終盤に強さを見せてきた、125ゴールの内27ゴールは、80分以降に記録されている。
リバプールのアタッカーの中で、2ケタゴールを記録した選手は4人。サディオ・マネ(30)、モハメド・サラー(24)、ロベルト・フィルミーノ(13)、ディボック・オリジ(11)の4選手だ。また、トップスコアラーのマネは、プレミアリーグ5試合連続ゴールを記録したリバプール史上3人目の選手となった。
それだけでなく、リバプールでは2019年に18人の選手がゴールを記録している。その全員が2019/2020シーズンに少なくとも1ゴールを記録している。どこからでもゴールが生まれるのだから、強いのも当然だ。

昨シーズンに勝ち点97を稼ぎながらもリーグ優勝を逃したリバプール。2位に終わったクラブが獲得した最多勝ち点記録となった。また、プレミアリーグ史で見ても、勝ち点97は3位にランクインする記録だ。
ホームのアンフィールドで圧倒的な強さを見せるリバプール。これは印象ではなく、実際に強い。2019年に25試合がアンフィールドで行われたが、リバプールは負けなしだ。21勝4分けと無類の強さを見せている。
リバプールが残した圧倒的な成績は、所属選手の個人タイトルにも直結している。サラーとマネが昨シーズンのリーグ得点王に輝いただけでなく、バロンドールのトップ10の中に4人の選手がランクインした。フィルジル・ファン・ダイク(2位)、マネ(4位)、サラー(5位)、アリソン・ベッカー(7位)の4選手だ。
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