ラ・リーガ 移籍

フッキ、再びヨーロッパに?エスパニョールが獲得を検討

写真提供:Gettyimages

 現在リーガで最下位のRCDエスパニョールが、元ブラジル代表FWフッキを獲得する可能性があるようだ。23日、ポルトガルメディア『zerozero.pt』が伝えている。

 エスパニョールは23日に、パブロ・マチン監督を解任したことを発表。同クラブは今月10日にブラジルのサントスの監督を辞任したホルヘ・サンパオリ氏の招へいを目指すことに加え、現在上海上港に所属するフッキを6か月間のローン移籍で獲得することを考えているという。

 現在33歳のフッキは、2016年6月にロシアのゼニト・サンクトペテルブルクから中国スーパーリーグの上海上港に完全移籍。今季、25試合で10ゴールを決め、リーグ戦を3位でフィニッシュしている。

 フッキの年俸は2000万ユーロ(約24億円)とされており、エスパニョールにこの金額を払う余裕はない。したがって、同選手を半年間のローンで獲得し、その年俸の一部を支払うことを考えているようだ。

 2005〜2008年には東京ヴェルディや川崎フロンターレでプレーし、Jリーグにもゆかりがあるフッキ。2008〜2012年にはポルトガルに拠点を移してポルトで活躍した。再びヨーロッパでプレーすることになるのだろうか。去就に注目したい。