
来年7月24日から行われる東京オリンピック。23歳以下の選手が出場する男子サッカーでは日本だけでなく海外のチームのオーバーエイジ枠に誰が出場するかも気になるところ。
そこで今回は東京オリンピックに出場するかもしれないフランス代表の選手たちをポジション別に紹介していく。

ゴールキーパー
フランス代表の正守護神候補はU-20ワールドカップのメンバーだったフィオレンティーナからナントにレンタルで加入しているアルバン・ラフォンが有力候補。
その他にはU-21欧州選手権2019で活躍したボルドーからニームにレンタルで加入しているポール・ベルナルドニやモンペリエのディミトリ・ベルタウド、ボルドーのガエタン・プッサンなどにも注目が集まっている。

ディフェンダー
ディフェンダーではライプツィヒのダヨ・ウパメカノとイブラヒマ・コナテをはじめ、ボルシア・ドルトムントのダン=アクセル・ザガドゥやパリ・サンジェルマンのコラン・ダグバなどビッグクラブに所属する選手多い。

ミッドフィールダー
ミッドフィルダーでは今夏リバプールなどのプレミアクラブから関心も報じられたオリンピック・リヨンのフセム・アワールや同チームのジェフ・レーヌ=アデレード、U-21欧州選手権2019で背番号「10番」を背負っていたアーセナルのマッテオ・ゲンドゥージなど有力選手の招集に注目が集まる。
また10代の選手ではスタッド・レンヌのアンゴラ出身MFエドゥアルド・カマビンガに注目したい。ルセロナやアトレティコ・マドリード、マンチェスター・シティ、トッテナム・ホットスパーなど複数ビッグクラブからの関心も報じられている同選手は、先日にフランス人国籍も取得しており、フランス代表の新星として注目されている。年齢は17歳ながらレンヌで出場し続けているボランチにも注目したい。
なお、ユーロ2020組ではトッテナム・ホットスパーのタンギ・エンドンベレが大会時に23歳の為、出場資格はあるがA代表との兼ね合いが気になるところ。

フォワード
フォワードはU-21欧州選手権2019でエースとして活躍したリヨンのムサ・デンベレが来年の7月に24歳となるためオーバーエイジ枠を使うか気になるところ。
そのほかの23歳以下の選手ではリヨンのマルタン・テリアやバイエル・レバークーゼンのムサ・ディアビ、ライプツィヒのジャン=ケビン・オギュスタン、ニューカッスル・ユナイテッドのアラン・サン=マクシマンなどメンバーは拮抗している感がある。
そして、一番注目したいのがパリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペだ。U-21フランス代表GKベルナルドニが「彼はすべて勝ちたいと言っている。オリンピックのことも考えているはずさ」と明言。もちろんユーロ2020と開催時期が近いためクラブチームなどの了承を必要となるが来日することになれば大きな話題になるだろう
TOKYO 2020 🤩🇫🇷 pic.twitter.com/OVyRW9zBqp
— Kylian Mbappé (@KMbappe) June 24, 2019
また、以前ムバッペはフランス代表のオリンピック出場が決まった際、このようなツイートをしており、東京五輪出場の思いはないわけではなさそう。A代表組ではバルセロナのウスマン・デンベレも大会時は23歳で出場できるが、これもユーロ2020のメンバーに招集されるかがカギとなりそうだ。
果たして、東京オリンピックの招集メンバーはどのような顔ぶれになるのだろうか。
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