
マンチェスター・シティのジョセップ・グアルディオラ監督が14日、カタルーニャ独立運動の政治家たちに実刑判決が言い渡されたことについてカタルーニャテレビ局『TV3』などを通じてビデオメッセージを公開した。
14日、スペインの最高裁判所は2017年にカタルーニャ独立の是非を問う住民投票を強行的に行ったとして、独立運動の中心人物となった政治家ら9人に、9年から13年の実刑判決を言い渡した。これに対して、カタルーニャ地方出身のグアルディオラ監督は「人権に対する攻撃だ」と怒りのコメントを残している。
グアルディオラ監督は「この判決はデモの権利や表現の自由の権利、公正な裁判の権利などの人権に対する攻撃である。反テロリストの法律は少数派を起訴するために使われ、スペインには独裁主義が漂流している」などとコメント。またこの問題を解決するために「道はたった1つしかない。それは席に座って、話し合うことだ」と呼びかけた。
また、今回の独立問題を巡ってはバルセロナの元スペイン代表DFジェラール・ピケもSNSで独立問題の政治家たちにエールを送っている。
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