欧州主要リーグは移籍市場に突入している。新加入選手に注目が集まりがちだが、来季のチームを支えるのは、すでに在籍している若手選手の台頭かもしれない。そこで今回は、英メディア『442』の特集からプレミアリーグのBIG6でブレイクが予想されている選手をご紹介したい。
エディー・ケシャ
所属:アーセナル
アーセン・ベンゲル監督が指揮を執っていた2017年にトップチームデビューを果たした逸材。U-21イングランド代表でも活躍しており、世界中の注目を集めている。ピエール・エメリク・オーバメヤン、アレクサンドル・ラカゼットの壁は厚いが、シーズンの最中で訪れる少ないチャンスをものにすれば、一気にブレイクを果たす可能性もあるだろう。
メイソン・マウント
所属:チェルシー
2017/2018シーズン、オランダのフィテッセへ期限付き移籍したメイソン・マウントは、シーズン14ゴールを記録して、UEFAヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献。チームの年間最優秀選手に輝いた。2018/2019シーズンはフランク・ランパード監督率いるダービー・カウンティへと移籍。年間44試合に出場し、11ゴール、6アシストを記録するなど確かな成長を見せた。今季もしチェルシーへ復帰するとなれば、飛躍が期待される。
リアン・ブリュースター
所属:リバプール
数年後にはイングランド代表の中心選手に成長すると目されているのがリアン・ブリュースターだ。U-17世代のワールドカップでは、得点王に輝いた。若手育成に定評のあるユルゲン・クロップ監督も高い評価を与えており、来季はチームの序列をあげるのではないかとみられている。
フィル・フォーデン
所属:マンチェスター・シティ
ジョゼップ・グアルディオラがその才能に惚れ込んでいる逸材。昨シーズン、すでにトップチームで出場機会を与えられており、抜群のパスセンスとフットボールIQの高さで、堂々としたプレーを見せた。来シーズンは昨季よりも出場機会を得ることが予想されており、ワンランク上の選手へと成長するだろう。
メイソン・グリーンウッド
所属:マンチェスター・ユナイテッド
ユース年代で圧倒的な実力差を示し、世界中から注目を集めていた。昨シーズンはリーグ戦だけでなく、UEFAチャンピオンズリーグでも出場機会を得た。オーレ・グンナー・スールシャール監督も高く評価しており、来シーズンは間違いなく今季よりも出場数を伸ばすだろう。
オリバー・スキップ
所属:トッテナム・ホットスパー
U-18イングランド代表で活躍していたセントラルMF。昨シーズンはユース年代でプレーすることが予想されていたが、中盤に負傷者が続出した影響で、トップチームで先発デビューも果たした。ハリー・ウィンクスとコンビを組むとなれば、下部組織出身の二人となり、クラブとしては広告塔として申し分ない存在になるはずだ。
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