
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、カンプ・ノウで行われたバルセロナ対リバプール。アウェイのリバプールが攻撃的な姿勢を貫いたことでバルセロナは苦しんだが、リオネル・メッシの活躍もあり3-0で勝利。決勝進出を大きく近づけた。今回は、バルセロナに勝利をもたらしたエルネスト・バルベルデ監督の3つの決断をご紹介する。
アルトゥールではなくビダルを起用
アルトゥール・メロではなく、中盤の一角にアルトゥーロ・ビダルを起用したことに対する否定的な意見は少なくなかっただろう。ただ、バルベルデ監督のビダル起用という決断は正しかった。彼のポジショニングと寄せの早さでバルセロナをピンチから救うシーンは多く、アンドリュー・ロバートソンのポジションに応じてポジションを取り、欧州屈指のサイドバックに仕事をさせることはなかった。
ラキティッチをより低い位置に
イバン・ラキティッチがセルヒオ・ブスケツよりも比較的高い位置をとっていたことで、両選手の脇のスペースやラキティッチの背後のスペースをうまく使われていたバルセロナ。この問題に対するバルベルデの対処は早かった。試合開始から20分後にはラキティッチのポジションを下げるよう指示。ボールの支配率は落ちたかもしれないが、中盤のスペースを自由に使わせないことに成功した。ラキティッチがモハメド・サラーを見て、ブスケツがジョルジニオ・ワイナルドゥムを見るという形も機能していた。
セメドの投入
後半60分にフィリペ・コウチーニョに代わってピッチに送り出されたネルソン・セメド。バルセロナはセルジ・ロベルトを1列挙げて、4-4のブロックを形成した。この変更がロバートソンとサディオ・マネの脅威を半減させたといえるだろう。セメドのセルジ・ロベルトとセメドの2枚でマネを見て、ビダルがロバートソンを封殺。リバプールにアウェイゴールを与えない結果へと繋がっている。
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