アヤックスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトはすでに今夏にバルセロナへの加入が内定しているチームメイトのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングとの比較を行っているようだ。現地時間28日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
19歳ながらキャプテンマークを巻いているデ・リフトは今季、ディフェンスリーダーとして自身の能力を発揮し、チームをチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4に導いている。
また同選手を巡っては、バルセロナやユベントスをはじめ多くのビッグクラブが興味を示しており、水面下で熾烈な争奪戦が繰り広げられている。
一方、チームメイトのフレンキー・デ・ヨングは今冬にアヤックスとバルセロナの間で移籍金7500万ユーロ(約94億円)に加え、ボーナス最大1100万ユーロ(約14億円)がやり取りされることで合意。
現在はスペイン語の勉強を行うなど、バルセロナ加入に向けた準備を進めるとともに、今シーズン残り試合でも中盤の主力としてピッチに立ち続けている。
その中、デ・リフトは「フレンキーより僕の方が(移籍金が)高額か? 僕は決してそのようには思っていないよ。一般的なクラブだと、ディフェンダーよりもミッドフィルダーを獲得する方により多くのお金を使う。(僕の評価額は)アヤックスが決めるものだ」とアヤックスの公式SNS上におけるファンからの質問に答えている。
またデ・リフトは今夏における自身の去就について「まだ決断は下していないし、ここにとどまるかどうか分からない。今は、今シーズンの残り試合のことに集中している」と語っており、移籍についてシーズン中は考えを巡らせていないと強調している。
欧州最高峰のセンターバックになり得る有望株として周囲から注目を集める中、デ・リフトはCL準決勝・トッテナム・ホットスパーとの2試合で自らの評価をさらに高めることができるのだろうか。
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