サッカーのルールは世界共通だが、その言葉の解釈はどうしても差異が生まれてしまう。なかでも特に顕著なのが「警告」に関する判定だ。イエローカード、レッドカードの提示基準はルールに明記されているが、主審によってプレーの判断が異なるのは致し方ない部分だ。そこで今回は、「イエローカードを最も提示している主審」を欧州4大リーグの各リーグごとにご紹介したい。

セリエA
1位:ダニエレ・オルサト(5.59枚)
2位:マウリツィオ・マリアーニ(5.57枚)
3位:ファビオ・マレスカ(5.57枚)
※括弧内は1試合平均イエローカード提示枚数
※14試合以上担当している審判が対象

ブンデスリーガ
1位:サシャ・シュテーゲマン(4.00枚)
2位:マルコ・フリッツ(3.85枚)
3位:デニス・アイテキン(3.79枚)
※括弧内は1試合平均イエローカード提示枚数
※10試合以上担当している審判が対象

ラ・リーガ
1位:エルナンデス・エルナンデス(7.00枚)
2位:ザビエル・エストラーダ・フェルナンデス(6.06枚)
3位:ギル・マンザーノ(5.82枚)
※括弧内は1試合平均イエローカード提示枚数
※15試合以上担当している審判が対象

プレミアリーグ
1位:マイク・ディーン(4.35枚)
2位:ケビン・フレンド(3.64枚)
3位:ポール・ティアニー(3.59枚)
※括弧内は1試合平均イエローカード提示枚数
※20試合以上担当している審判が対象

各リーグの警告提示回数TOP3の審判をご紹介したが、だいたいイメージ通りの結果だろう。2016/2017シーズンにラ・リーガの年間最優秀主審に選出されたエルナンデス・エルナンデスは、なんと担当した15試合で平均7枚、累計105枚もイエローカード提示しており、欧州4大リーグで最も警告を出している審判となった。プレミアリーグでここまで25試合を担当しているアンドレ・マリナーが69枚であることを考えると、どれほど多いかがよく分かる。
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