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ミランは今季終了後に指揮官交代を行う可能性が現実味を帯びているようだ。現地時間25日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』がこれを伝えている。
ミランはジェンナーロ・ガットゥーゾ監督のもとで年明け以降は3月中旬まで公式戦無敗と好勝負を演じていたが、3月17日に行われたミラノダービーでインテルに敗れており、以降はGKジャンルイジ・ドンナルンマやブラジル代表MFルーカス・パケタなど主力に負傷者を抱えたこともあり苦戦が続いている。
その中で24日に迎えたコッパ・イタリア準決勝2ndレグではラツィオと対戦したものの、58分にカウンターの場面からFWホアキン・コレアにゴールを許すとこれが決勝点となり0-1で黒星を喫している。
国内カップ戦のタイトル獲得の可能性が消滅した中、25日午前にレオナルドSD(スポーツディレクター)と昨夏からクラブ幹部として入閣しているパオロ・マルディーニ氏がトレーニンググラウンドに姿を現し、ガットゥーゾ監督と話し込んでいた模様。
またイタリアメディア『ANSA』の報じるところによると、28日に控えているセリエA第34節・トリノ戦に向けて選手たちに対してレオナルド氏らが直接何かを呼び掛けることは行っていないようだ。
現時点で会話の内容は明らかになっていないものの、来季欧州カップ戦出場圏内である6位以内に入らなければ、今季終了後での指揮官交代の可能性があるという見方が広まっている。
ミランは前節終了時点で勝ち点56の4位であるものの、今節の対戦相手であるトリノは来季ヨーロッパリーグ(EL)出場圏外の7位であり、ミランとの勝ち点差はわずか3である。
リーグ戦が残り5試合と佳境を迎えている中、ガットゥーゾ監督の去就はこのトリノ戦の結果に大きく左右されるかもしれない。
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