ラ・リーガ レアル・マドリード

アセンシオ、来季レアルでのタイトル獲得熱望。224億円の巨額オファーの存在も明るみに

レアル・マドリードのマルコ・アセンシオ 写真提供:GettyImages

 レアル・マドリードのスペイン代表MFマルコ・アセンシオは他クラブでのプレーを一切考慮に入れていないようだ。現地時間25日、アメリカメディア『ESPN』が伝えている。

 アセンシオは2016年夏にエスパニョールでのレンタル期間を終えて復帰すると、以降は主力として2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献している。

 そのアセンシオには昨夏に複数クラブからオファーが届いたものの、マドリードがこれらを全て却下したと伝えられている。

 また今夏の去就について同選手の代理人を務めるホラシオ・ガッジョーリ氏は「マルコはすでに来シーズンのことを考えている。レアル・マドリードとともにタイトルを勝ち取るだろう。彼はここで幸せだと言っているし、レアル・マドリードで成功を収めたいと願っている」と残留が既定路線であると主張。

 また昨夏に届いたオファーについて「昨年、レアル・マドリードは彼に対する1億8000万ユーロ(約224億円)のオファーを拒否している」と語っており、巨額の移籍金を提示したクラブが存在したことを明かした。

 今季、マドリードは2度の監督交代を行うなど不振に喘ぎ、無冠に終わることがほぼ確実となっている。来季のタイトル奪還に向けて、ジネディーヌ・ジダン監督はアセンシオを必要不可欠な戦力として重宝することだろう。