スペインサッカー連盟(RFEF)は来季からスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペインスーパーカップ)を中東・サウジアラビアで開催する方向で調整を進めているようだ。現地時間23日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ラ・リーガ優勝クラブとコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の覇者が翌シーズンのリーグ戦開幕前に激突するスーペルコパ・デ・エスパーニャはホームアンドアウェイ方式で行われていたものの、今季から舞台をモロッコに移した上で一発勝負の方式に変更されている。
昨夏に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャでは昨季に国内2冠を達成したバルセロナとコパ・デル・レイ準優勝クラブのセビージャが対戦し、バルセロナが2-1と勝利している。
ただRFEFは来季から6シーズンに渡り開催地をサウジアラビアに移す方向で現在同国政府と調整を重ねている模様。ただ現時点で具体的な金額面での話し合いは行われておらず合意には達していないものとみられる。
またRFEFは4月29日に行われる会合で承認が下れば、開催時期を8月のリーグ戦開幕前から翌年の1月に変更するようだ。
今夏に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャではセビージャが一発勝負への変更に対して反対声明を出すなど開催前に多少の混乱が起こっている。果たして今回の開催地や開催時期の変更に対して選手やクラブ関係者からどのような反応が出るのだろうか。
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