日本代表DF酒井宏樹所属のオリンピック・マルセイユはローマのフランス代表MFスティーブン・エンゾンジの獲得に興味を示しているようだ。現地時間23日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
エンゾンジは昨夏にセビージャから加入。今季ここまで公式戦35試合に出場しているものの、わずか1シーズンでの退団が既定路線となっており、今年3月にモンチSD(スポーツディレクター)の退任による影響を受ける格好となっている。
同選手は以前、子供がイギリス国内に住んでいることもあり、プレミアリーグ復帰を熱望していると伝えられていたが、フランス行きが近づいている模様。またローマはマルセイユに対して移籍金2000万ユーロ(約26億円)を求めるものとみられる。
さらにローマはマルセイユのフランス代表FWフロリアン・トバンに再び関心を寄せていると伝えられており、今後クラブ間交渉を行う際には両選手について議題にあがるかもしれない。
ただエンゾンジを巡っては、モナコやアーセナルも動向を注視していると伝えられており、今後マルセイユも含めた複数クラブによる争奪戦に発展する可能性もあるようだ。
守備的MFとしてワールドカップ・ロシア大会で優勝を経験したエンゾンジであるが、2008/09シーズン以来となる母国復帰が今夏に実現するだろうか。
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