ミランはアヤックスのオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークの獲得を諦めるようだ。現地時間22日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が伝えている。
ミランは数年前からファン・デ・ベークへの関心を抱いており、レオナルドSD(スポーツディレクター)やマッシミリアーノ・ミラベッリ前SDも高い評価を下していた。ただミランと同選手の代理人は昨年10月に行われる予定だったものの、今シーズン終了後に延期となっている。
この間、アヤックスはチャンピオンズリーグ(CL)でレアル・マドリードやユベントスを下しベスト4進出を決めている。そしてファン・デ・ベークも主力としてCLでの快進撃に大きく貢献していることもあり、移籍金が高騰している模様。
同選手の獲得に要する金額は昨夏時点で2500万ユーロ(約31億円)であったものの、現在は6000万ユーロ(約78億円)まで跳ね上がっているものとみられ、ミラン首脳陣にとっては獲得不可能な選手となってしまったようだ。
なおアヤックスにはファン・デ・ベークの他にもオランダ代表DFマタイス・デ・リフトをはじめ多くの有望株を抱えている。多くのビッグクラブが今夏獲得に向けてアヤックスの選手に視線を送っているのに対して、ミランはその獲得レースに参加することができなさそうだ。
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