ナポリはどうやらイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェへのオファーを拒否していたようだ。現地時間22日、イタリア・ナポリの地元紙『Il Mattino』が伝えている。
下部組織時代からナポリ一筋のキャリアを歩んでいるインシーニェの去就を巡っては、昨年に代理人をマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバやミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマを顧客に持つミノ・ライオラ氏に変更したことに伴い、周囲でナポリ退団の可能性が取りざたされている。
また同選手に対しては今年に入ってからアトレティコ・マドリードが興味を示していると伝えられていたが、同クラブは移籍金5000万ユーロ(約63億円)でオファーを提示していたようだ。
しかしナポリはオファー提示額の2倍にあたる1億ユーロ(約126億円)を求めており、これを拒否した模様。一方、ライオラ氏はこのナポリが設定している移籍金を8000万ユーロ(約102億円)への引き下げを狙っているものとみられている。
ただインシーニェは18日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグ・アーセナル戦で先発出場したものの60分でベンチに下がったことについて、カルロ・アンチェロッティ監督の采配に納得していないと解釈できるような行為をとっている。
同選手は今月上旬に自らの去就について今夏残留を示唆するコメントを残しているが、果たして今後どのような展開が待っているのだろうか。
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