プレミアリーグ

個の力に頼りすぎ?なプレミアリーグの3クラブ

地域、規模などを問わずにどのクラブにも1人はエースと呼ばれる存在の選手が所属している。圧倒的な得点力を武器にする選手もいれば、周囲の選手を巧みに操り、数多くのアシストを記録する選手など様々だ。ただ、1人の選手の能力に依存するとその選手が抜けたときや、不調に陥った際に窮地を迎えてしまう。今回はプレミアリーグにフォーカスし、個の力に頼りすぎ?な3クラブをご紹介する。


マンチェスター・ユナイテッド

依存気味な選手:ポール・ポグバ

オーレ・グンナー・スールシャール監督の就任以降、少しづつかつての輝きを取り戻し始めているユナイテッド。ただ、ここ1か月で大きなコンペティション2つから敗退し、リーグ戦でもチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けた崖っぷちの戦いを続けている。そんな彼らが重宝しているのがフランス代表MFポグバだ。

今シーズンのポグバは22のゴールに関与している。これは彼にとってキャリアハイとなる数字だ。その数字が物語るように、多くのゴールがポグバを介して生まれている。アシストやゴールに直接関与しなくても、彼の存在がゴールを生み出すきっかけになっていることは非常に多い。これは今すぐにどうこうできる問題ではないだろう。ポグバがシーズンの終了まで高いパフォーマンスを発揮してくれることを祈るほかない。


ウェストハム・ユナイテッド

依存気味な選手:フェリぺ・アンデルソン

今シーズンのウェストハムは、シーズン開始前に多額の資金を費やして多くの世界的な選手を獲得した。その中で最も大金を費やしたのがアンデルソンだ。4200万ポンド(約61億1000万円)というクラブ記録を更新する額を費やした。そして、その彼がクラブの中心として現在11位のウェストハムを支えている。

彼の貢献度の高さはあらゆる場面に表れている。攻撃時には得点の部分だけではなく、ほぼすべてのプレーで中心にいる。守備面でもデクラン・ライスに続くタックルの回数を記録している。獲得した多くの選手が期待に応えられない中、アンデルソンだけが価値を証明している状態だ。


チェルシー

依存気味な選手:エデン・アザール

前述した2クラブは依存気味な選手が万が一抜けたとしても、何とかなる可能性があるかもしれない。ただ、チェルシーがアザールを何かしらの形で失った場合、その穴を埋めるのは不可能だろう。チーム全体のゴール数の半分となる16ゴール、12アシストの活躍だけでなく、彼のドリブルなどがなければ、崩しきれなかった試合も多々ある。

チェルシーがトップ4争いに参加できているのは、間違いなく彼の貢献によるところが大きい。マウリツィオ・サッリ監督が彼をこれまでのように起用しようが、偽9番のように起用しようが彼のゴール数が落ちることは全くない。2020年に契約を満了するアザール。彼の去就はチェルシーにとって大きな意味を持つ。


 

名前:菊池大将
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幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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