Jリーグ

Jリーグに来て欲しい!現在フリーエージェントの大物監督

ヴィッセル神戸は17日、フアン・マヌエル・リージョ監督との契約を解除すると発表した。Jリーグ創設以来の大物監督だけに、長期政権を期待したかったが、その夢は儚く散った。だが、これからもJリーグに大物監督が来る可能性は十分に残されている。そこで今回は、Jリーグに来て欲しい!との願いを込めて、現在フリーエージェントの大物監督をご紹介したい。

アーセン・ベンゲル

前所属:アーセナル

2017/2018シーズンで22年間指揮を執ったアーセナルを退任したベンゲル。昨年10月ごろには「各国サッカー協会、代表チームからのオファーも来ているし、日本の可能性もある。来年1月1日から再スタートすると思う」と語っていたが、まだどのクラブとも契約していない。かつては名古屋グランパスも指揮た日本に所縁がある監督だけに、関西の某クラブがオファーしても面白いかもしれない。


フレン・ロペテギ

前所属:レアル・マドリード

レアル・マドリードでは大失敗してしまったが、指揮官としての能力を疑う必要はない。スペイン代表U-19、U-20、U-21を率いて、U-19欧州選手権、U-21欧州選手権を制覇。2016年には変革期に差し掛かったスペインA代表の指揮官に就任し、堅実なチーム作りで20試合14勝6分無敗、61得点13失点という圧倒的な成績を収めた。招聘は極めて難しいが、若手の育成にも定評がある監督だけに、Jリーグでも是非みてみたい。


ズデネク・ゼーマン

前所属:ペスカーラ

監督生活のほとんどをイタリアで過ごしてきた奇才監督。高い運動量を選手に要求し、90分間攻め続ける超攻撃的なフットボールスタイルだ。若手育成にも定評があり、イタリア代表のチーロ・インモービレ、ロレンツォ・インシーニェ、マルコ・ベッラッティなどはペスカーラ時代の教え子である。日本でも、キックオフ直後にハーフウェーライン上で選手が一列に並ぶ光景をみてみたい。


ジョゼ・モウリーニョ

前所属:マンチェスター・ユナイテッド

彼は絶対にJリーグには来ないだろう。だが、もし何かの間違いで日本に来てしまったならば、喜んで歓迎することはたしかだ。ゴール前にバスを停めて世界レベルの堅守を見せて欲しい。


アンドレ・ビラス・ボアス

前所属:上海上港

史上最年少で母国ポルトガルの名門ポルトの指揮官に就任すると、圧倒的な成績でシーズン無敗優勝を達成し、UEFAヨーロッパリーグ制覇の快挙を成し遂げた。その後、チェルシー、トッテナムでは成功を収めることはできなかったが、ゼニト、上海上港ではまずまずの成績を残している。本人は日本で指揮をとることに肯定的だとみられ、信ぴょう性は極めて低いが英紙『デイリースター』は、ヴィッセル神戸の指揮官に就任するのではないかと予想している。


デビッド・モイーズ

前所属:ウェストハム

マンチェスター・ユナイテッドを指揮した際、1試合にクロス「81」本を記録したことが話題となった通り、手数をかけないカウンター戦術を好む監督として有名だ。Jリーグでもサイドからクロスを入れまくるサッカーをみてみたい。


サム・アラダイス

前所属:エバートン

イングランドの古典的な「キック・アンド・ラッシュ」を好む指揮官だ。全盛期を過ぎた選手や不振に喘ぐ選手を安値で獲得し、選手を再生させる能力に長ける。Jリーグでも闘える選手が多く在籍するチームではアラダイスの采配が活きるかもしれない。


ティエリ・アンリ

前所属:モナコ

昨年10月に成績不振に陥っていたモナコの指揮官に就任したが、リーグ戦12試合でわずか2勝しか出来ず、降格圏の19位に低迷。わずか3ヶ月程度で職務停止となってしまった。だが、指導者キャリアは始まったばかり。極東のクラブを再スタートの地に選ぶことは考えにくいが、もしレジェンドが日本にやってくるなら大歓迎だ。