フィオレンティーナは現地時間7日に行われたセリエA第31節・フロジノーネ戦で0-1と敗れたことを受け、ステファノ・ピオリ監督を解任することがほぼ確実となったようだ。同日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
フィオレンティーナは今季、序盤から勝ち切れない試合が目立っており、昨年10月下旬から約1カ月にわたりリーグ戦5試合連続ドローとなったことから一時ピオリ監督の周囲が騒がしくなった。
また年明け以降も敗戦数こそ少ないものの改善は見られず、2月24日に行われたセリエA第25節・インテル戦以降、公式戦で白星から見放されており、前節終了時点で8勝15分7敗の勝ち点39と来季欧州カップ戦出場は厳しい状況となっていた。
そして今節は現在19位とセリエB降格圏に沈んでいるフロジノーネ相手に敗れたことから、オーナーや幹部による緊急会議が行われるものとみられ、48時間以内にピオリ監督解任で意見が一致する見通しとなっている。
なおイタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』は同監督の去就について、フィオレンティーナ首脳陣が今季終了後に解任する可能性もあると伝えている。解任時期は不透明であるものの、いずれにしてもピオリ監督はクラブを去ることとなるようだ。
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