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ナポリ一筋のインシーニェ、将来的な移籍の可能性に言及 「断ることができないオファーが…」

ナポリのロレンツォ・インシーニェ 写真提供:Getty Images

 ナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェは自身の将来について言及しているようだ。現地時間5日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 下部組織からナポリで過ごしているインシーニェは、昨年に自身の代理人をマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバやミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマを顧客に持つミノ・ライオラ氏に変更。

 これにより、これまでナポリ一筋のキャリアを歩んできた同選手は今後、移籍を決断する可能性があると周囲では伝えられている。

 その中、現在負傷離脱中のインシーニェは『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューにおいて「僕はもう28歳だ。僕が断ることができないオファーが届くことが起こり得る」と語っており、移籍の可能性を排除していないようだ。

 また同選手は「僕自身の価値をこれまで示してきているし、周りには僕に対して感謝している人々がいる」と自分自身の成長を手助けしてくれたクラブやサポーターに対して感謝の意を述べている。

 またライバルのユベントスがスクデット8連覇間近に迫っていることについては「(ユベントスが優勝間近であることについて)僕はイライラしている。僕はまだ何も勝ち取っていない」と語った。

 なお、2007年夏にブレシアから加入して以来、ナポリで数多くの記録を打ち立ててきたスロバキア代表MFマレク・ハムシクは今年1月に中国クラブへ移籍している。ナポリに多くのものをもたらしてきたインシーニェにもクラブやファンと別れを告げる日がやって来るのだろうか。