元アーセナル指揮官のアーセン・ベンゲル氏はパリ・サンジェルマン(PSG)監督就任の可能性を完全否定しているようだ。現地時間2日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ベンゲル氏はJリーグの名古屋グランパスの指揮官を務めた後、1996年10月にアーセナルの指揮官に就任。そのアーセナルでは2003/04シーズンに無敗優勝を達成するなど数多くの功績を残し、昨季終了後に退任している。
現在はフリーの身となっている同氏はパリのオランピア劇場で開催されたイベントにおいて「私は全く(PSG監督の)候補ではないし、直感で動く人間だ。もしかしたらナショナルチームの監督を務めるかもしれないが、もしそうなった場合は2022年のカタールW杯までに就任するだろう」と自身の去就に言及。
またベンゲル氏は「私は競争が恋しい。今までの人生ではその競争のみをやってきたからだ。今はパリの街を歩いたり、コルシカ島に行ったりして自由な時間を楽しんでいるが、アドレナリンに飢えている」と語っており、早期の監督業再開を望んでいることを明かした。
アーセナルで一時代を築いてきたベンゲル氏であるが、果たして今夏に自身の直感にはまるオファーが届くことはあるのだろうか。
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